2016/11/25
今日は雨で現場が中止になりました。
ちょうど前にブログでも書いた、イナバのシャッターレールの不具合をシャッター屋さんが診てくれるというので立ち会ってきました。
レーザー墨出し器で、柱の垂直からシャッターの高さやらいろいろ診ていました。
毎回ドキドキします。
許容範囲が5mmになっていますので、ちょっとでも許容範囲を超えれば、メーカーの責任でないと主張してきます。
また、許容範囲ギリギリでもあまりいい事言わないので。以前、私が施工して許容範囲を1?に収めた現場でさえ(こんなうまく精度を出せることは少ないです)5?違うと言われて、後日もう一度立ち会って1?以内に収まっていると確認してもらって修理してもらったことがあります。何か言いたいのはわかりますが、この時ばかりは勝ち誇ってしまいました。大体、シャッターにそこまで細かい精度を出しても意味があるのか疑問です。電動シャッターならともかく手動のシャッターでは上げ下げの仕方でどうにでもなってしまいます。責任を明確にするためのものだとは思うので意地でも許容範囲には収めるようにはしています。
ただ、ボルトのバカ穴分で5mmくらいの誤差は出てもおかしくないと思うのですが。
計測の結果、今回は大きく違っても3?~4?でしたので、メーカー側の責任で修理をしてくれることになりました。
今回は写真のシャッターレールの中の溶接されたプレートがシャッターを下ろしたときに干渉するので、
この溶接されたプレートを取り外す作業です。
しかし、修理に来てくれた人は、こんなのどうやって取るんだと言う雰囲気でした。
私でも思いつきそうなやり方で取ろうとしていたので、これはちょっとどうなんだろうと思いました。
案の定うまく取れないので、後日出直すとの事でした。
まぁ、若い子だったから仕方ないかと思いましたが、
一応、材料屋さんに連絡してしっかり対応するように指示をしました。
その後連絡があり、慣れた人なら簡単に取れるとの事だったので、任せました。
そう!営業の人は物を簡単に言うんです。現場はそんな簡単に物事が運びませんよ。
半信半疑ですが、今後の報告を待ちたいと思います。
やはり営業の方が簡単に言うようにはいかない用です。
この辺り、私も経験があるのでよくわかります。
最終的には、シャッターレールに溶接してあったプレートをグラインダーで削って取ったようですが、
その際シャッターレールを傷付けてしまい一部部品の交換と塗装で修理完了となりました。
まだイナバの倉庫は発売からそれほど歴史が長くないので、このような不具合があっても不思議ではないので、神経質な方はしばらく様子見してもいいかもしれません。
イナバ倉庫の組立の記事はこちら