2017/03/07
磐田市で近藤工業のエレント(折板カーポート)に側面と背面に波板を取り付ける工事を3日間かけて施工しました。
近藤工業のエレントの折版カーポートはアルミメーカのものと比べて見た目を気にしなければコスト的にはお得です。見た目と言っても屋根の縁周りがアルミメーカーのものの方がすっきりとしていてカッコウはいいと思いますが、それほど気にするようなものでもないかもしれません。私の施工経験としては近藤工業のエレントの方が圧倒的に多いです。でも、施工はアルミメーカーの方がしやすいのでアルミメーカーの商品の方が好きです。
近藤工業エレント組立 初日
初日は折板カーポートを施工しました。
近藤工業のエレントは三協立山アルミのG1やLIXILのウィンスリーポートといった折板カーポートよりも施工に手間がかかります。今回はハツリ工事もあるので結構、時間に余裕はありません。
朝からちょっと気合を入れて材料を荷受けします。
すると・・・。
柱の長さが注文と違う事が発覚!材料の発注ミスです。
わーい!今日は帰れる?。こんな時こんな風に思ってしまいます。
だって、できないじゃん!
すると、ミスした人が材料をメーカーまで取り行くからそのまま続けてくださいと・・・。
もう、やる気の糸が切れてふわーっと気持ちがどこかへ飛んで行ってしまっています。
こういう出鼻をくじかれるのって本当に辛いです。
そういっていても仕方がないので材料が届くまで組立前の下ごしらえです。
コンクリートを斫って屋根の穴あけをして・・・あれやこれや。本当に材料間に合うのかなぁ?
材料取りに行くって言ったって愛知県ですよ。隣の県ですよ。往復したら4時間くらいはかかるでしょ。
昼ごはん食べて、下ごしらえも終わってまだ来ない・・・。
ほらね。そんなにすぐに来るわけないでしょ。待ちぼうけです。
結局、来たのが14時半くらいです。終われる今日?
猛ダッシュです。猛ダッシュ。
キー風が吹き荒れています。折板カーポートの屋根って5mもあるので風が強いとあおられて危険です。脚立から転げ落ちそうです。
釈迦力になって組立てて17時半くらいに何とか雨といを残すのみとなりました。
はーっ疲れたー。肉体的にも精神的にも。
本当なら1枚ずつ骨組みに当てがって穴あけをして行きたいところですがそんなに時間的余裕もないし、風が強すぎて波板を持っていられないしで、ここは覚悟を決めて10枚重ねてまとめて穴あけをしました。間違えたら作業終了の一発勝負です。
穴あけが終わって1枚あてがってみて穴があっているか確認です。
おー合っている。ほっと一安心・・・。できん!
風が吹きまくって一人では波板を抑えているのがやっとです。気を抜くと飛ばされてしまいそうです。
向こうの方に置いてある波板が風でバサバサっ飛び散らかしてくれています。
くそー。イライラする?。
どうにか背面のパネルが張り終わり、時間が読めてきたのでなんだか先が見えてきました。
次は側面を張りますが、また緊張の穴あけです。
波板を重ねて穴を空けて骨組みにあてがうと・・・おーあってる。
こちらは屋根の勾配があるので上の方を斜めに波板を切っていきます。
風がより一層強くなっています。台風並みですよ。こんな時にやる作業ではありません。身の危険を感じます。
それでもどうにか耐えて耐えて完成です!
ストレスが溜まりまくったカーポート工事でした。
ストレスは溜まってもなぜかお金は溜まりません。