2014/07/22
【A】十分なコーキング処理を行いますのでほとんどの場合問題ありませんが、基本的に雨漏りのリスクがある商品です。
壁と壁の繋ぎ目が縦方向の場合・住宅の水切りからの漏水・雨戸の戸袋があり加工を行った場合・リフォームなどで古い壁の上に新しい壁を作った場合などは、雨漏りのリスクが高くなります。
通常の雨では問題ない場合でも、台風などの強風時の横殴りの雨の場合は、雨漏りする可能性はあります。
基本的には水密性のあるつくりにはなっていない印象をうけます。
わかり易く言うと住宅が完全防水とするならエクステリア商品は生活防水のようなものだと思います。
このような鋼板の壁は、壁の継ぎ目をつたってほぼ雨漏りします。
タイルの壁はタイルの縦方向の目地から雨漏りしやすい傾向があります。
またテラス囲い・ストックヤードなどは洗濯物を干した場合、通気性がないため結露しやすいです。
メーカーの説明にも雨漏りの可能性が謳ってあります。そちらをご確認ください。
YKK テラス囲い(サンフィール?)のホームページから引用
・サンルームではありませんので居室としての使用は避けてください。
・使用環境により、結露が発生し、水滴が落ちることがあります。
・強風時には、風にあおられないように窓やドアは、確実にロックしておきましょう。
壁に穴をあけてビス止めするため、住宅メーカーによってはメーカー保証が受けられなくなる可能性がありますので事前に住宅メーカーにご確認ください。
住宅の壁は歪みがあったり、垂直が出ていなかったり結構あります。そのため取り付け場所によって精度が著しく変わります。
機能を優先させるため、水平・垂直を無視することも有りますので予めご了承ください。
夏場に多いと思いますが、屋根からパチパチ音がすることがありますがこれは温度変化でパネルが伸縮するからで問題ありません。
屋根材(パネル)が風の強い時にバタバタ音がする場合がありますが、製品の特性です。
波板タイプのストックヤード・テラスは、風が吹くとバタバタ音がします。