プロから見たエクステリア業界の事情

一般のお客様は全く読む価値なし!。LIXILのテラス囲い ここが嫌!

2017/02/28

一般のお客様は全く役に立たない情報なので読まなくてOK!
業界関係者だけが思わずうなずいてしまう内容です。

最近、LIXILのテラス囲いが新しくなりました。
確かに良くはなっています。でもね、施工する立場からするともうちょっとなんだよなぁ?と感じてしまうんです。

テラス囲いはYKKのサンフィールが一番施工しやすく、ほとんどの現場で対応出来るようになっています。
私的にはYKKが最強です。

LIXILのテラス囲いは確かに施工しやすいです。間違いなく。
でもそれは、何も問題ない場合に限ります・・・。

現場で施工していて感じるのは、そんなにうまく行くことは少ないですよ?。って事です。
LIXILのテラス囲いの位置出しは文句なくしやすいです。
が、根太掛けを取り付けるのに寸法が足りない事はよくありますよ。
この仕様では根太とデッキ材の縁を隠すところが一体になっているので取り付け寸法を確保できない場合加工が面倒です。

YKKのテラス囲いではここの部材は、根太をのせる部分だけなので水切りが微妙に邪魔になる時でも対応しやすいです。
根太が取り付けるスペースがなくてもオプションで根太を取り付けられない場合の部材も用意されています。
LIXILにもあるのかなぁ?業者から依頼が来るときはこういった場合は汎用材で対応する事ばかりなのでオプションでないのか疑問です。
あったらごめんなさい。
汎用材でやってって言われる時ってほとんどが鳥居を組んでとかになりますが(場合によっては必要)はっきり言って無駄です。床下だけ補強すればいいです。YKKのオプションの床下補強の仕様もそうなっています。

それから嫌なのが出幅のサイズで躯体柱を切り詰める必要がある事。
まだ最近は躯体柱に注意書が貼ってあるのでマシですが、以前は注意書きのシールがなく図面をよく読まないと(読まない私も悪いですが)後で、うっそーって事もありました。慣れてくると図面って寸法確認する程度になってしまうんですよね。
製品の仕様によって切ったり切らなかったりでややこしいです。自分で材料を発注したのなら製品の仕様をわかっているのでいいのですが、材料支給の時ってはっきり言って細かい仕様まで聞いてない事があるし材料を手配した人すら仕様を分かっていなかったりでどの仕様なのか部材と図面を照らし合わせて考えてしまうことがよくあります。

それから、後ここももうちょっと考えて欲しいですが、
垂木掛けを取り付けるのに寸法が狭い時、垂木を下からビス留めするってどうなの?って事です。
寸法的にサッシのすぐ上に垂木掛けが来る時って工具も入らないのに下からどうやってビスを留めるんだ!お前がやってみろ!と言いたくなります。

その点YKKは垂木を下からでなく正面から止められるのでサッシ枠ギリギリでも問題なく取り付けることが出来きます。

それからそれから、これは材料を知っていれば防げますが垂木掛けと軒天までの距離が短いと上留めタイプではビス留めできないので下留めタイプにする必要がありますが、材料支給の時は材料の発注者がこのことを理解していないとだいたい上留めタイプを発注して、現場でどうするんだーっどうやって屋根押さえのビスを留めるんだって事になります。

YKKのテラス囲いは標準で下留めタイプなので何も考える必要がないので発注者がボサっとしていても上留め下留めで悩む必要なくこちらは安心して工事依頼を受けることが出来ます。

私がYKKのテラス囲いサンフィールを押すのは現場を理解している人が設計しているのだと感じる事が多く、施工しにくいためにおこる施工不良を減らせるためです。
このような点を改善してくれたらLIXILももっと施工しやすくなると思います。