プロから見たエクステリア業界の事情

エクステリア商品を賢く買うためのヒント

2015/11/15

エクステリア商品賢く買うにはコツがあります。

材料だけ値段を比べて安く買うならいいのですが、工事費を安くしようとすると無理が生じます。値段なりの工事になってしまっても文句言えません。
工事のやり方や内容で金額に差が出るのは当然なので、材料と工事費を一式で考えるのは良くはありません。

また、どの販売店に依頼するかでも違ってきます。
お庭のトータルデザインの中でのエクステリア商品なら、多少値段が高くても設計・施工を管理できる販売店(デザインと一部の施工を自社・エクステリアの組立は外注するのが良くあるパターン)を選ぶべきです。(ハウスメーカーはほぼ、外注に丸投げ)
理由は、お庭を作る中ではいろいろな業種の職人さんたちが絡んできますのでその人たちの予定の調整や細かな作業の指示をしなければならないため、
どうしても管理する人がいなければ、ろくな結果になりません。そういった意味での中間マージンなので値段は高くなっても仕方ありません。

それとは別にエクステリア商品を単品で取り付けるなら、お客様が直接指示を出せるエクステリアショップ かまツーのような施工を専門に行っている販売店が中間マージンがないし話がはやいので有利になります。あくまで自社で施工をしている業者に限ります。(形態として一番適正価格になりやすいです。)

安さを追求するならインターネットで安いお店を探すのも良いと思います。
ただし、求めるのは値段だけにしてください。結果は知りません。当たりハズレの差が大きくなると思います。
買う前にその販売店で買った人たちの掲示板がある場合がありますのでそれを確認するのもいいと思います。

それなら、材料は自分で買うから工事は業者に頼もうとするのもあまりいい方法だとは言えません。

これは、材料に何かあった場合誰が責任を取るのかという問題にもなります。
傷・へこみ・間違った材料が入っている場合・足らない場合などの問題が発生した場合、お施主様が対応できるのか?と言うことです。
ご自身で、材料を買った販売店に連絡を取り、状況の説明をして新しい材料を手配しなければなりません。
時にはメーカーに確認しなければなりませんが、その状況を説明して理解してもらうのには相当ストレスがたまります。

場合によっては、工事が延期になってしまう事で工事業者に出戻り料を請求されることもあるかもしれません。

例ば、下の写真を見てください。
三協立山アルミの樹脂デッキのオプションの階段の側面の部材です。

この写真を見て材料が不良品である事がわかりますか?

三協デッキ不良3

板に溝がありますが、この溝が左右対称でなければ踏み板を取り付ける事が出来ません。

三協デッキ 不良1

上の写真が正解ですが、下の写真では、踏み板が側面の板から飛び出てしまいます。

三協デッキ不良2

この時は、私も一瞬なんだか意味が解らなかったのでメーカーに電話で問い合わせしましたがやはり面倒なやり取りになりました。
メーカーとしてはそんなはずない、こちらはそうなっているんですが。
写真でもすぐにメールできればやり取りは楽なのですが、電話で説明してもなかなか伝わりません。

なんとか理解していただき新しいものを送ってもらいましたが結局、工事は出戻りです。
その費用を誰が負担するのか・・・。

このような事は、本当に稀ですが無いわけではありません。

材料を自分で買うならDIYでご自身で施工するのが良いですが、材料に対して知識のある販売店で買わないとこのようなときに困ります。

エクステリア商品は、どうしても現場で組み立てて完成するのでそれぞれの事情によって値段に差が出てしまいます。
良い結果にするためには、値段だけで判断しないでそれぞれの事情に合った方法を選択してください。