こんな時に使う道具

こんな時どうする?ネジを締めそこなった!折れたボルトのはずし方とオスネジを復活させる方法!

2016/06/07

たまにネジを締めるのに失敗して折ってしまう場合がありますのでその時の対処法を。

ステンレスのネジはちょっとした事で噛んでしまい外すことも締める事も出来なくなってしまうことがよくあります。
最近のインパクトはパワーがあるのでM8くらいの径のネジでも折れてしまうことがあります。

そんな時は、焦りますよね。

1つの例を紹介します。

写真はM8のネジを折ってしまった時のものです。

ネジを折った時の対処

まず、4.5mmのドリルでねじの中心に穴をあけます。出来る限り中心を狙ってください。
ステンレス用のドリルがいいです。

 

専用のドリルにつける油があれば良いですがなければCRCでもOKです。

 

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とにかくステンレスの穴あけはとても大変なので油は絶対つけてください。
あとドリルが切れないと穴あけ出来ません。そのまま無理に穴あけをしようとするとドリルが溶け出します。
新品のドリルでも1本穴あけできるかどうか・・・。
なので、ドリルを何本か用意するかドリルを研ぐグラインダーが必要です。

マキタ電動工具 150mm卓上グラインダー GB602
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グラインダーでドリルを研ぐのは結構難しいのでこれもいいかも。

 

うまく貫通させることが出来たら、6.5mmのドリルで穴を広げます。

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なぜ、6.5mmのドリルを使うかと言うとM8のネジを切る場合の下穴が6.8mmです。
4.5mmのドリルが中心をとらえてない可能性もあるので気持ち小さめで。

ちなみにタップの下穴は、並目の場合ネジの径?ネジのピッチが目安です。

穴を広げているときにネジのカスが取れていくと思います。
穴を広げ終わったっらM8のタップを通して完成です。

 

タップを買う場合は、ネジのピッチを確認してください。
同じM8でも並目・細目などあります。
後、逆ネジもあるので注意です。
通常は並目(ピッチ1.25?)で大丈夫だと思います。

折れたネジの処理は時間がかかるので、無理をしないでヤバイと思ったら迷わずタップを使うことをお勧めします。
ここで紹介したのは、あくまで最終手段と思ってください。インパクトでタップを使用する場合は気を付けないと折れます。折ったらもう取れないのであきらめてください。

もう一つ補足で。
折れたネジをとる時にドリルでネジに穴をあけますが特に小さな径の場合、穴が大きくなりすぎてタップでネジを切りなおしてもバカになってしまうこともあります。そのときはもう一つ大きな径のネジにすればいいです。

写真はM5のネジを折ってしまい、ドリルで穴をあけてタップで切りなおしましたがネジ穴がバカになってしまったのでM6で切りなおしました。


オスネジを復活させる方法

ネジを締めていて締めそこなってネジを潰してしまうことはたまにあります。そんな時に使える道具を紹介します。

メス側の処理はタップを使うと説明しましたが、オス側を直すにはダイスを使います。
正直、使用頻度は高くないです。オスネジを交換できない場合の最終手段とも言うべきものです。
ネジを交換できるなら交換した方が早いです。
買う人はタップ同様ダイスのネジのピッチに気を付けてください。同じネジの径でも並目と細目があります。
また、逆ネジもあるので買う前に自分の欲しいネジのピッチと締めこむ方向をよく調べてください。

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ちなみに、普通は並目で時計回りで締ります。
特に逆ネジの記載がなければ大丈夫だと思います。
その辺を買うときは注意してください。

ダイスハンドルもダイスの径に注意しないと使用することが出来ません。

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使い方はオスネジをダイスに通して回していき固くなったら2?3周逆回転で戻します。で、また正回転させて簡単にダイスにネジが締められるようになればいいです。


最後に
タップとダイスではタップの方が使用頻度は高いと思います。なぜかというと、オスネジは交換できるなら交換した方が安心です。メスネジは材料側にネジが切ってあったりナットが溶接されていたりと交換できない場合が多いからです。私も99対1でタップの使用頻度です。特にステンレスのネジ締めではタップとダイスは必需品だと思います。ステンレスのネジ締めは案外難しく手締めでも細い径のネジは嚙みやすく潰しやすいです。ネジ締めなんて簡単と思っていると痛い目をみます。